米シンクタンク「国際政策センター」のセリグ・ハリソン・アジア研究部長は17日、下院外交委小委員会で証言し、「北朝鮮との戦争があるとすれば、北朝鮮が攻撃するのは韓国ではなく日本だ」との見方を示した。
私は北朝鮮が開戦する場合真っ先に核ミサイルで攻撃するのは東京だと思います。
韓国は核攻撃しない。
北朝鮮は東京をパールハーバーだと思っていると思います。
日本に対する攻撃で口火を切って北朝鮮軍が南下すれば、南朝鮮内の同志が蜂起し、南朝鮮全土で
革命が起こり、速やかに釜山まで占領できると計算する軍人が居ると思います。
中国は中立を守り、核でアメリカを牽制している内に南朝鮮全土を制圧すれば、中国は北朝鮮の
行動を追認してくれる。
そう計算していると思います。
かつて日本軍はパールハーバーを攻撃し太平洋戦争に突入しました。
しかし山本五十六は半年、という期限を唱えたにもかかわらず終戦はかないませんでした。
それは山本五十六が戦死したこともあるのですが、たとえば辻正信など若手の参謀が世界の
趨勢を読めなかったことにあります。
当時日本海軍に燃料を供給していたのはアメリカなどのメジャーなのです。
日本はオランダのロイヤルダッチシェルに燃料を買い付け交渉をしていましたが、そのオランダは
ナチスドイツに占領され亡命政府はイギリスにありました。
ロイヤルダッチシェルが素直に売るわけ無いでしょう。
オランダに宣戦布告はしていなくても普通に考えて敵国でしょう。
それ故、日本はインドネシアのパレンバンを占領したのです。
日本もドイツも負けた一番の理由は自前の油田を持っていなかったことにあります。
たとえ占領しても自国から遠く離れた油田とのルートを断ち切られるとお手上げです。
北朝鮮の若手の参謀は、かつての日本の若手参謀と同じです。
世界の趨勢を見ることが出来ない国粋主義者の固まりだと思うのです。
核戦争になったら日本人を数百万人殺すことが出来るかもしれないが、北朝鮮は滅ぶという計算が
出来ない。
かつて日本の若手参謀たちが犯した判断ミスをまるで同じように犯す、北朝鮮若手軍人の姿が容易に
想像できます。
中国が予測する“北朝鮮崩壊の日”
この本は中国軍人から見た北朝鮮の姿です。
かなり冷静な目でもって北朝鮮を見ています。
逆に言うと、この中国人のような目で中朝関係を冷静に見ている北朝鮮軍軍人はいるかと言うことです。
北朝鮮は原油はすべて中国から輸入しています。
それがストップしたら戦争にならない。
北朝鮮は戦争を中国に認めさせるには備蓄の範囲で短期間で速やかに朝鮮半島を占領しなければなりません。
そのためには核を使う必要があります。
そこまでする戦争を中国は認めるか、どうか。
北朝鮮は気がついていない。
金正日でさえも気がついていないかもしれない。
それは中国はもう共産主義国家ではないということです。
中国は今や資本主義国家なのです。
資本主義国家である以上、帝国主義どうしの戦争という名分が立たない限り戦争はしない。
資本主義か共産主義かというイデオロギーなら中国は資本主義国家なのです。
そこに気がついてない。
中国やソ連は同じ共産主義の同志国家である北朝鮮を守る義務があるという幻想。
そこに、北朝鮮が単独で暴走する危険性の高さを見ることが出来るのです。

